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東京レインボープライドに対する回答要請申入書

NPO法人東京レインボープライド ならびに

東京レインボープライド2017運営委員会 御中



貴団体、東京レインボープライド(TRP)は、当会からの公開質問状(5月17日付)の4つの質問に対し、本日7月18日現在、いまだ回答されていません。
6月7日に当会からお送りしたメールでは、回答期限を6月28日とお示ししましたが、これについて貴団体TRPから期限を延期したい等のご連絡も届いていません。

質問状をお送りしてから2ヶ月以上が経っておりますが、このように回答が遅れている理由は何でしょうか?
いつまでに回答いただけますか、お知らせください。

当会の6月7日メールでは、貴団体TRPから5月30日に送られた返信メールの大きく誤った記述内容についても指摘済みです。
すでに指摘しました通り、「誤り1」として、救護車両の危険行為についての、貴団体TRPの非現実的な記述に対し、改めて実際の状況を記しました。
「誤り2」としては、パレードからの強権排除行為について、貴団体TRPが警察を消去していること、また現実からかけ離れた「誘導」という言葉を使った欺瞞を指摘しました。貴団体TRPの記述が公開した動画と矛盾するのは誰が見ても明らかです。(当会からの質問1と4は、公開した動画にも記録されている赤いベストを着たスタッフの方と警官に関わる事実に基づくものですが、別の動画には青いベストを着たスタッフの方が警官と話す様子も記録されています。)

まずは上記の明白な「誤り」をきちんと訂正して説明責任を果たしてください。貴団体TRPの「誤り」は、同じ事実に立脚した上での立場が異なるゆえの認識のずれではありません。貴団体TRPの記述は、事実の捏造・歪曲であり、虚偽の内容です。
このような不正は、プライドの主催団体にとってあるまじきことではないでしょうか。

回答が遅れている理由および回答の期日を7月26日までにお知らせいただき、4つの質問に対して誠実に回答をいただきますよう重ねて申し入れます。

2017年7月18日
プラカとか作るフェミとLGBTの会
 

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