東京ワインコンプレックス 事務局代表 高岡信明 様 要望書:「ワインコンプレックス TOKYO 」は国連が警告する違法なイスラエル入植地ビジネスに加担しないでください 貴職におかれましては日々ご清栄のことと存じます。 さて、私たちはイスラエル国によるピンクウォッシング(注 1 )/アパルトヘイトに抗議し、パレスチナ/イスラエルにおける公正な平和を求める市民の立場から、来る 2018 年 2 月 6 日に開催予定の「ワインコンプレックス TOKYO 」(会場:八芳園)に、ナチュラエル(インディ・パ株式会社)の出展が予定されていることを深く憂慮しています。というのも、同社が取り扱っているワイン会社のほとんどは、 1967 年以来イスラエルが軍事占領を続けているシリア領ゴラン高原で違法に建設されているイスラエル入植地で生産活動を行っている企業だからです。中には、パレスチナ西岸地区のイスラエル入植地で生産されたブドウを使用しているものもあります。 【ナチュラエルが取り扱っている違法占領地ゴラン高原のワイン企業】 (注 2 ) アサフワイナリー:シリア領ゴラン高原の違法イスラエル入植地キドヴァット・ツヴィにあるワイナリー 。 シャトーゴラン:シリア領ゴラン高原の違法入植地モシャヴ・エリアードにあるワイナリー 。 バゼレ・ハ・ゴランワイナリー:シリア領ゴラン高原の違法入植地キドヴァット・ツヴィにあるワイナリー 。 ビンヤミナワイナリー:シリア領ゴラン高原のイスラエル占領地にワイン農園を所有。パレスチナ西岸地区の違法入植地で生産されたブドウも使用 。 タボールワイナリー:シリア領ゴラン高原のイスラエル占領地で生産されたブドウを使用 。 ペルター・ワイナリー:シリア領ゴラン高原の違法入植地エイン・ツィヴァンにあるワイナリー 。 マター・ワイナリー:シリア領ゴラン高原の違法入植地エイン・ツィヴァンにあるワイナリー 。 シリア領ゴラン高原は、当然のことながらイスラエル領ではありません。そこで生産された製品を「イスラエル・ワイン」として提供・販売することは、原産地の偽装表示であり、 景品表示法第 3 条第 4 号、不当競争防止法第 2 条第 13 号等に違反している可能性 が十分にあります。 ご存じの通り、イスラエルのゴラン高原軍事