スキップしてメイン コンテンツに移動

東京レインボープライドからの返信(2017年5月31日付)


東京レインボープライドからのパレードでの一部参加者追い出しについての公開質問状 PDF2017517付)に対する返信を公開します。






—————————————————-—————————————————————

From: 東京レインボープライド
日付: 2017531 22:22
件名: Re: パレードでの一部参加者追い出しについての公開質問状


プラカとか作るフェミとLGBTの会 御中


 『東京レインボープライド2017』のパレードについて、

ご質問を頂きました。

 東京レインボープライドは、「“性”と“生”の多様性」を祝福する場として、ゴールデンウィークの期間に「レインボーウィーク」キャンペーンを実施し、メインイベントの一つとして、パレードを開催しています。パレードでは、参加者や沿道の歩行者、一般通行車両等の安全を確保するために、フロート隊列ごとにボランティアスタッフを置いています。

 ご質問の内容について当日対応にあたったボランティアスタッフらに確認をしましたところ、歩道橋から横断幕を持って降りてきた数人が、パレードの隊列に続く救護班車両の左側を並行行進しはじめましたため、救護班車両が一般車両の走行する右側隣接車線にはみ出そうになったり、その数人の方々と非常に近い距離で走行する事態となりました。そのため、ボランティアスタッフ等が横断幕を持った数人の方々を歩道に誘導し、救護班車両を元の走行位置に戻しました。


 当団体のパレードでは、不慮の事故が起きないよう各隊列に定数を設け、事前の参加登録を行っています。プライドパレードの開催を未来に繋げるために、パレードの参加受付にご理解、ご協力頂きますようお願いいたします。



2017531

特定非営利活動法人 東京レインボープライド

—————————————————-————————————————————— 

※2017/8/30 ブログ記事タイトルを「東京レインボープライドからの回答(2017年5月31日付)」から「東京レインボープライドからの返信(2017年5月31日付)」に変更しました。また記事導入部分の「回答」を「返信」に変更しました。

このブログの人気の投稿

パレードでの一部参加者追い出しについての公開質問状

  NPO 法人東京レインボープライド ならびに 東京レインボープライド 201 7 運営委員会 御中 東京レインボープライドの運営スタッフ・ボランティアのみなさまには、パレードやイベント開催にあたってのご尽力に、 感謝 し 敬意を表します。今年のパレードも終了し、お疲れさまでした。 わたしたちは、勉強会や集会・ワークショップなどの活動を行っている「プラカとか作るフェミと LGBT の会」です。今回は、5月7日のパレードにおいて東京レインボープライドによ って 行われた 一部参加者への強権的な 排除について、公開質問状 を作りました。経緯の説明および 見解を伺いたいと思いますので、後述の4つの質問にお答えいただくようお願いします。 ◆◆◆ (1)パレードは「集会の自由」「表現の自由」として保障されている 東京レインボープライド(以下 TRP )は、5月7日のパレードに途中参加して一緒に歩いていた「プラカとか作るフェミと LGBT の会」有志8人を、「(パレードと)一緒じゃない」として、パレードから強制的に追い出しました。おそらく警察に連絡することによって、参加者を公道のデモから弾き出したのだと思われます。 そうであるならば、 TRP はかなり怖いことをすると考えざるを得ません。パレード(デモ)は、憲法第二十一条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」によって保障されているものです。 TRP は、 日本の 最高法規である憲法が保障する「集会の自由」「表現の自由」(*1)を自ら踏みにじり、市民の権利を切り詰めることに加担して、自らに連なる “ 仲間 ” を切り捨てるために警察権力と協働する団体なのでしょうか。本来は、もし万が一参加者が警察に弾圧されそうになったときにも参加者を集団で守ろうとするのがデモ主催者および参加者であって、間違っても主催者自らが参加者を警察に「委ねる」「売る」ことはありえない、あってはならないのではないでしょうか。あるいは、妨害や暴力でなくても、 TRP が何らかの判断で「パレードの参加者ではない」と決めたパレード参加者なら、警察を使って /に使われて 実力で分断する方針なのでしょうか。 警察からの不当な根拠のない指示(*2) を TRP の “ ルー

【拡散希望】パレードでの一部参加者追い出しおよび公開質問状への東京レインボープライドの対応についての声明

パレードでの一部参加者追い出しおよび公開質問状への東京レインボープライドの対応についての声明 2017 年8月 30 日 プラカとか作るフェミと LGBT の会 weretheagitpropsatpride@gmail.com   東京レインボープライド は、 2017 年5月7日のパレードに途中参加して一緒に歩いていた「プラカとか作るフェミと LGBT の会」有志8人を、「(パレードと)一緒じゃない」として、警察に依頼して強制的にパレードから追い出した。[記録動画: https://youtu.be/Me9VjU5QWZ0 ]  わたしたち 「プラカとか作るフェミと LGBT の会」は、これについて 経緯の説明および 見解を求める公開質問状 を、 NPO 法人東京レインボープライドおよび東京レインボープライド 2017 運営委員会宛てに 5月 17 日に送った。[ 公開質問状: http://weretheagitpropsatpride.blogspot.com/2017/05/open-letter-to-trp.html ] 【1】しかし、東京レインボープライド( TRP )は、質問に回答することを拒否した。  その運営に関する疑問・意見について誠実に対応することは、オープンな議論の下により民主的なプライド/パレードを開催するためには欠かせない。  4つの質問のうち、とくに、ボランティアスタッフと「上の人」と警察の関係について、強権排除の経緯を明らかにすることは、 TRP に後ろめたさがあったとしても説明責任があり、 プライド/パレードが本来の目的 ・趣旨 —— 性的マイノリティを排除・差別する制度的権力・支配的偏見に抵抗して、周縁化された人々とともに広く人権と自由の保障・擁護を表明する —— にかなうものであり続けるために必須のことであった。 【2】さらに残念なことに、 TRP はディフェンシブな嘘によって検証を回避しようとした。   TRP は当会からの質問に対し、5月 30 日に事実を歪曲・捏造したメールを送信してきた。その後、当会は6月7日と7月 18 日の2度にわたり、その誤り・虚偽について明確に指摘し、訂正と回答を要請したが、 TRP から何ら連絡はなく、その訂正すら怠って自らの虚偽

要望書:「ワインコンプレックスTOKYO」は国連が警告する違法なイスラエル入植地ビジネスに加担しないでください

東京ワインコンプレックス 事務局代表 高岡信明 様 要望書:「ワインコンプレックス TOKYO 」は国連が警告する違法なイスラエル入植地ビジネスに加担しないでください 貴職におかれましては日々ご清栄のことと存じます。 さて、私たちはイスラエル国によるピンクウォッシング(注 1 )/アパルトヘイトに抗議し、パレスチナ/イスラエルにおける公正な平和を求める市民の立場から、来る 2018 年 2 月 6 日に開催予定の「ワインコンプレックス TOKYO 」(会場:八芳園)に、ナチュラエル(インディ・パ株式会社)の出展が予定されていることを深く憂慮しています。というのも、同社が取り扱っているワイン会社のほとんどは、 1967 年以来イスラエルが軍事占領を続けているシリア領ゴラン高原で違法に建設されているイスラエル入植地で生産活動を行っている企業だからです。中には、パレスチナ西岸地区のイスラエル入植地で生産されたブドウを使用しているものもあります。 【ナチュラエルが取り扱っている違法占領地ゴラン高原のワイン企業】 (注 2 ) アサフワイナリー:シリア領ゴラン高原の違法イスラエル入植地キドヴァット・ツヴィにあるワイナリー 。 シャトーゴラン:シリア領ゴラン高原の違法入植地モシャヴ・エリアードにあるワイナリー 。 バゼレ・ハ・ゴランワイナリー:シリア領ゴラン高原の違法入植地キドヴァット・ツヴィにあるワイナリー 。   ビンヤミナワイナリー:シリア領ゴラン高原のイスラエル占領地にワイン農園を所有。パレスチナ西岸地区の違法入植地で生産されたブドウも使用 。 タボールワイナリー:シリア領ゴラン高原のイスラエル占領地で生産されたブドウを使用 。 ペルター・ワイナリー:シリア領ゴラン高原の違法入植地エイン・ツィヴァンにあるワイナリー 。 マター・ワイナリー:シリア領ゴラン高原の違法入植地エイン・ツィヴァンにあるワイナリー 。 シリア領ゴラン高原は、当然のことながらイスラエル領ではありません。そこで生産された製品を「イスラエル・ワイン」として提供・販売することは、原産地の偽装表示であり、 景品表示法第 3 条第 4 号、不当競争防止法第 2 条第 13 号等に違反している可能性 が十分にあります。 ご存じの通り、イスラエルのゴラン高原軍事